高橋雅子の一人十色(ひとりといろ)

色を写す

色が持つ魅力が私を捉えて離さない。 もうずっと、 幼いころから。     少年が虫を追いかけるように 私は色を追いかけていた。 花びらを水に漬け、 草は服に擦り付け、 木の実は前歯で噛んで、 色を取り出そうとし
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「えんどう豆の上にねむったお姫さま」

母方の祖父母とは 一緒に過ごした時間が長かったことが つながりを深くしたけれど 逆に父方の祖父母は 九州という離れた土地に住んでいたため 残念ながら思い出と呼べるものが そうない。   覚えているのは 家に大き
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魂の帰る場所へ

10年ぶりに祖父母のお墓参りに行きました。 世界で一番好きな場所は?と聞かれたら 迷いなく思い出すほど 私にとって大切で心地よい場所です。   茶色い道の向こうに 近くの緑、遠くの濃い青、そのまた向こうの水色と
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カラーセラピーのチカラ

カラーセラピーのチカラ

連日カウンセリングをたくさん行っています。 日頃はどうしても出張だの授業だのが多いので、 こんなに真面目に 一日に4~5人もカウンセリングをするのは 久しぶり。   私の行うカウンセリングは カラーセラピー・カ
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ターナーの夕焼け

金曜の夕方、 小雨の中を少し色づいた銀杏を見上げながら 上野の公園を抜けて 東京都美術館で開催のターナー展へ。   ロンドンのテートギャラリーから 100点以上の作品がやってくる大回顧展とあって 平日とは思えな
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デラシネ

デラシネ

私が憧れている岸惠子サンの小説 「わりなき恋」に deracineデラシネという言葉が出てくる。 根無し草、根こそぎ 故郷から引き離された人、の意。   長いこと 根っこをうまく張れない自分を 感じていた。 子
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皆様へ 

皆様へ 

 私ごとですが、 この秋一つの決心をいたしました。   来年1月19日で 自由が丘のカラーセラピーガーデンTRUE COLORSを 閉店いたします。   開店して3年なのに~~?!という 驚きのお声が
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年に一度はシンデレラ

年に一度はシンデレラ

 毎年12月の楽しみは  サントリーホールでのコンサート。  仕事のバタバタを引きずったままタクシーから飛び出し カラヤン広場を突っ切って エントランスをくぐりながら、 まだちらっと仕事の電話をしようか考えたりする。 &
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覚悟をもって・・

覚悟をもって・・

いい年をして今更、 なれるものならなりたい職業  というのを考えることがある。 年齢、性別、境遇、人種、 そして個体の能力さえも乗り越えられるとして、 なりたい職業はなんだろう? お風呂に入りながらとか、 散歩しながら妄
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褒め言葉は世界を救う

褒め言葉は世界を救う

『魔女の宅急便』というアニメの中で 薪のオーブンをてきぱきと使いこなす主人公の魔女キキに 宅急便を依頼する老婦人が 「お母さまのお仕込みがいいのね。段取りがいいわ」 と言うシーンがある。 加藤治子のまろやかな声が耳の奥に
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聖職者たち

聖職者たち

先生とお話することが続いた。 1人は公立高校の先生をしている 幼馴染のような中学の同級生。   彼とは学級委員としてホームルームで黒板の前に立ち、 「みなさん、静かにしてください!」なんて言った仲。 昔から準先
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今私にしかできないこと。

今私にしかできないこと。

今夜は締め切りが迫りつつある原稿書きに集中、 と念じつつオフィスから帰宅するも、 あえなく撃沈。   娘たちの部屋のドアをあけ ただいまを言った途端、 一人が昔のお友達との悲しい出来事を ぽろぽろと泣きながら話
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