娘たちの漢字の宿題は
油断できない
熟語で例文を作るというのがあって
「ママ、『造』を使った熟語知らない?」
と、突然フラれたりする
『造る』と『創る』と『作る』
意味はどう違うんだっけ?
”荷造り”と”荷作り”正しいのはどっち??
冷や汗をかくこともしばしば
ちなみに『造る』は大きなものや形のあるもの
『創る』は初めてのものや新しいもの
『作る』は小さなものや形のないもの
でした
『造る』という漢字で一番ピンとくるのは
陶芸かな
それも、備前焼
どちらかというと冷たくて薄い手触りの
青磁や清水焼が好きだった私が
主人の影響で備前焼に触れるようになって
(もっぱら酒器ですが)
とうとう二人で岡山県備前市の伊部まで
備前焼を買いにドライブしたこともあったほど
もちろん東京から、です 遠かった・・
人間は
土をこねて
それを実用の道具とするだけでなく
芸術の高みにまで昇華させたのだなぁと
しみじみと手に取って思う
私にとって備前焼はそんな器
金重陶陽や藤原啓といった人間国宝の
重厚なものよりも
同じ人間国宝の伊勢崎淳の弟さんで
伊勢崎満さんの作品が好きで
さらにはその息子さんの
伊勢崎紳さんの作品がお気に入り
伊部の工房の佇まいも
お会いした時の表情もご家族も
作品そのままの優しい様子
窯入れの時には
どんな風に厳しい顔で火と向き合うのでしょうと
思いました
伊勢崎紳さんの花瓶は
すすきや野の花を活けると
自然そのままの姿のようにしっくりする
陶芸家の才能と、土の持つ力とが一つになったとき
創造主の意に叶うのかな
陶芸家は
造る人であるとともに
創る人でもあるのだろう
さて、今日の漢字の宿題
ママの熟語の提案は
”神は創『造』主である”だったけど
娘は”破壊の裏には創『造』がある”で、
娘の方がウマかった