今日は花粉に黄砂も混じり
アレルギーの人にはつらい一日でしたね。
我が家でも、花粉症の夫が
玄関の外から聞こえる大きなくしゃみとともに帰宅。
私が子どもの頃
黄砂という言葉には
どこかロマンチックな響きがありました。
私が小学校3年生の時に買ってもらった
「海からきた少女」(金山美穂子著 国土社)。
小学生の姉妹が黄砂の舞う日に
両親が一泊旅行に出かけた家で
風に乗ってやってきたユウレイの和子ちゃんから
戦争の話を聞く物語ですが、
中国の黄河という黄色く濁った河の水が
風で巻き上げられて日本にやってくる
きっと黄土色という色は、黄砂の色・・
と書いてあって
中国から何日もかけて旅してくる黄砂を
なんだか素敵なものだと思い込んだのでした。
まだ今のように環境問題が意識されない
のんきな時代の話です。
中国大陸のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠からやってくる黄砂は
昔は自然現象と考えられていました。
現在ではもちろん
人為的な森林減少や砂漠化の問題が
影響しているそうですし
飛来の途中で大気汚染をとりこんでいるので、
満州行きの船とともに沈んでしまった
ユウレイの和子ちゃんと一緒に飛んできた黄砂とは
もう違うものなのかもしれません。
